私の好きな店の中で
味、雰囲気、メニュー構成などなど
すべての総合点でNO1なのがやま竹さん。
そんなお店ですから、昨日のピヨ卵を何気なくみていて
「へ?トマトぶっかけそばか?。変わったもんだしたな。」
なんて見ていたお店がまさかやま竹とは思いもせず
知った時にこれはすぐにでもいかなくては！！
とさっそく翌日行ってきましたよ。

いの一番、開店と同時に入店し、さっそく注文。
「ピヨ卵見られたんですか？」
なんて聞かれながら、いやはやウキウキ。
重厚な濃い木の色、和の雰囲気。
しかし音楽はジャズ。
そのミスマッチの中、店内から見える主人のそばを切る音が静かに響く。

そば茶を飲みながらゆったり待つことしばし
出てきたそれは
これはいったいなんだろう？
という感じのそば屋ではまず見かけない色合いと盛り付け。




しげしげと眺め、まずその契約農家から仕入れたというトマトを味わう。
う?ん、甘すぎず程良い酸味を含みおいしー♪
期待はいよいよ高まり、おそばを混ぜ混ぜ。
・・・・
ああ、おいしい・・・・・・・




つなぎ一割の九一の細くコシのあるそばと
甘からず辛からずのイヤミの無いつゆは
しっかりと絡み合い最高の組み合わせなのだけれど
そこにトマトの味、たまねぎのさわやかさ、大葉の風味が加わり
そしてなにより特徴で意外でもある
オリーブオイル
が、絶妙に全体をまとめあげている。

そしてもう一つのきわもののハバネロソース！
そばにハバネロソース！？
と思うこと無かれ。
これが合うったらないんです！
確かにこれでもかと辛いので量は1・2滴にしてほしいのですが
そういう風に足らして混ぜずにすすると
甘いんです
辛味が最後にはくるんですが、それゆえに
トマトやそばやつゆのダシの甘さが引き立ち驚愕のひとこと。
そばなんだけどそばじゃない
実際これが何料理かはわからないけれど
完成されたおいしい食べ物
ですね。
あっさりさっぱりしかし、その味わいはこれでもかと奥深く
たいへんおいしく満足していただきました。

そば湯とともにそば猪口が運ばれてきて
それでまったりとそば湯をすする。
はぁ、この一連の流れ、まるでコース料理のよう。
下手な冷静パスタを食べるなら、ここのそばを食べた方が
はるかに感動は大きいでしょうね。
普段のそばを含め
全身全霊をもってお勧めします。
今月8月いっぱいの限定メニュー、お早めに。

・トマトぶっかけそば　　　\980
・場所　　　　　　山形県天童市久野本１丁目３?６
　　　　　　　　　０２３?６５３?２１１６
　　　　　　　　　11：00?15：00　17：00?20：00(売り切れ御免)
　　　　　　　　　水曜、第２木曜定休

いろいろつく御膳や生湯葉刺身、そばがきだしまき卵なんかもいいね?。