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いや??すばらしかった。
今でもこの感想が当日と同じにかわらないのが、先日なごみの里で上映された
モンゴルが題材のドキュメンタリー映画『プージェー』

モンゴルの遊牧民の一家族と少女を中心としながら
彼女らの持つ問題点が、やたらと何かと比較されたり詳細に説明されることなく
彼女たちに集中しながら、それらの問題点を感じるというのは
おせっかいだったり、妙に説明的だったり、観客を先導するようなことがなく
かえってじっくりと彼女らに集中でき、また共感できて非常によかった。

美しい風景、厳しい風景。
ただの古い生活や自然の生活に対する憧れや甘えでない
そんなものを感じさせながら、しかし心温まる。
ゆえに、悲劇や問題をとおしてなお次に、次にとつながる中で
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まあおそらく見る機会はあまりないでしょうからかいてしまいますが
最後に訪れた衝撃の悲劇
正直いまでも悲しくて仕方ないですし、行き場のない
誰が悪いとか、何がよくなかったからといえないこの憤り。

この作品は、本当にたった一本、シンプルな内容ながら
こんなに多くのものを与えてくれるものはない。
子供や、大人にもぜひ見てほしい。
もし私は文科大臣なら、これを学校巡回上映させたいくらい。
それくらい、このすばらしい、すばらしい、悲しいドキュメンタリー映画。
もしいつか機会がありましたら、ぜひ皆様も見てみてください。
おそらくあなたの人生に何かの影響を与えるものになることは確実だと思います。