｢アナ　アーウィズ　アルーフ　ミダーン　イッ　タハリール｣
たしかこんな言葉だったよな。
フスハー（正則アラビア語）は知らんが
たぶん口語（アンメイヤ）の経験では、アラビア語は
タイ語のように耳が楽しくて好きだ。
ちなみに、上の言葉がフスハーかアンメイヤかも知らない
所詮旅行者のアラビア語感覚です（＾＾；）

この言葉はよう使った気がする。
｢私はタハリール広場に行きたいです｣

今から約3年前？
イスラエルからの再入国のビザ申請の必要があり
モガンマア(入国管理局)
に行くためだったりまあ方々に行くためやバスや
この広場の近くの親父のパンに肉挟んだものの店にはよう通った。

たしかここから北北東あたりにも
ディスプレイがかなりセクシーなランジェリーの店があり
その前で眺めるスカーフ巻いた若い女子らの光景が
けっこうなカルチャーショックというか
知識バカの意外性をわくわくさせた光景だった。

そのけっこう近くの交差点では
足がパンパンにはれ上がった女性と思しき
乞食の姿。

自分が数日だけど歩き人との関係があった場所が
ああいう形でテレビに映るのは、やはり微妙な気持ちになる。

カイロの街も、けっこう歩いた方だと思う。
もちろんアラビア数字は覚え
英語が通じない地元民なところで
必死にエジプト方言のアラビア語でいろいろ聞いたり
カイロにいる間は、けっこう人とコミュニケーションをとった。

おんぼろのタクシー
（14年前にのったネパールのタクシーよりぼろかったのにはビックリした）
乞食、路上に落ちている注射器
靴磨きの少年など
(私は海外では絶対金は恵んだりしないことを信条にしてる
 そのかわり、笑かしたり、コミュニケーション能力うんぬんを
 会話の中で与え、また私も彼らから学ぶのをかたくなに守っている)
貧富の差はたしかによう感じた部分はある。

爆発する要素はこれでもかとあったというのもよくわかる。

内容のない文章だけど
なにかいろいろ考えてしまう。

ただ私は
この世は
混乱と熱情と可能性ありき
と思う。
なのでなのだが
この熱が、おかしな方向に利用されることなく
願望、に沿うまま行けばいいと思うが
・・・・まあ、無理だろうなぁ。